【Alteryx Designer】Alteryxで入力ファイルを実行の都度選択する方法
こんにちは。AlteryxやTableauについて絶賛勉強中のMasashiです。
今回は、Alteryxで「入力ファイルを実行の都度選択する方法」をご紹介します。
※なお、本件は下記記事を参考にし作成しております。
Alteryxでインターフェースツールを使って設定値の一部だけを置き換える
元ワークフロー及び完成ワークフロー
まず、本件の「完成前ワークフロー」及び「完成ワークフロー」は以下となります。
【完成前ワークフロー】
【完成ワークフロー】
<前提>
今回は、Excelファイルを実行の都度選択する方法にて実行
<一連の流れ>
①「ファイル参照」ツール設定
②「アクションツール」設定
③「データ入力」ツール設定
④分析アプリとして実行
次から、細かく見ていきましょう!!
①「ファイル参照」ツール設定
まず初めに、対象ワークフロー(完成前ワークフロー)に「ファイル参照」ツールを設定します。 ※「ファイル参照」ツールと「データ入力ツール」を繋げることで、自動的にアクションツールが追加されます。
②「アクションツール」設定
次に、「アクション」ツールを以下内容にて設定します。
<設定箇所> アクション:[値を更新] 更新する値または属性:[File - value = "~]部分を選択 ※上記箇所をクリックいただくことで、上記文言箇所が青くなり選択されます。
③「データ入力」ツール設定
次に、「データ入力」ツールにて対象ファイルを設定します。 ※注:ここで設定するファイルは、ワークフロー内にて使用されるファイルを、どれでもよいので設定ください。
ここまでで、ワークフローの設定は以上となります。 次より、実際に実行する方法をご紹介します。
④「分析アプリとして実行」ボタンを押下
下記画像のように、「分析アプリとして実行」ボタンが表示されるのでこちらを押下
上記「分析アプリとして実行」ボタンを押下後、分析アプリが起動
⑤ファイルを選択し、分析アプリを実行
分析アプリにて、ファイル選択後、下部の「完了」ボタンを押下
上記により、「入力ファイルを実行の都度選択する」ことが可能となります。
まとめ
今回は「入力ファイルを実行の都度選択する方法」をご紹介しました。
この記事が少しでもお役に立てれば、幸いです。
参考情報
<弊社ブログ>
Alteryxでインターフェースツールを使って設定値の一部だけを置き換える
分析アプリ(Analytic App)を作成しよう – 今日からはじめるAlteryx再入門アドベントカレンダー